電話応対でのビジネスマナー
ビジネスマナーには、様々なものがありますが、電話の応対に関しては特に配慮しなければなりません。敬語で話すのはもちろんですが、ビジネスマナーの中だけに存在する言葉遣いもあるので、しっかりとマスターしておくようにしましょう。
まず、自分にとって上司にあたる人を電話口で役職名を付けて話すのは間違っています。電話で応対する場合は、必ず呼び捨てにすることがビジネスマナーとしての基本なのです。
そして、電話口での敬語の使い方ですが、意外と間違っているケースが多いのでしっかりと身に付けておかなければなりません。よくあるケースとしては「お伝えします」や「ございます」の使い方が挙げられます。
取り次ぎたい社員が不在の場合、用件を伝えてもらうよう希望されることがあります。この場合に「お伝えいたします」は間違いで、「申し伝えておきます」という言葉を使わなければなりません。
また、先方の名前を確認する時などに「ございますか」を使ってしまうケースもよくあります。人物を確認する場合は、「ございますか」ではなく「いらっしゃいますか」を使うべきなのです。
敬語に関するビジネスマナーは、様々な場面で必要になります。特に、このような電話の応対では、担当者の資質だけでなく、会社の信頼を損ねてしまいかねないので、正しい言葉遣いが鉄則なのです。
電話以外でも「お手数ですが」や「恐れ入りますが」、「失礼ですが」などは、ビジネスマナー上よく使われる言葉と言えます。
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